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受験情報ブログ

【聖パウロ学園高等学校】「体験×挑戦」の3年間

Find!MY高校(2025年・高校受験情報誌)連携記事

1948年の建学以来、少人数制を保ち続けてきた聖パウロ学園高等学校は、ひとりひとりに向き合った教育を実現しています。また、学校は“パウロの森”と言われる広大な森(東京ドーム5つ分)のなかに位置し、自然体験学習も充実しています。そんな同校の教育の強みについて、入試広報部長、大久保圭佑先生に話を聞きました。

Find!MY高校(2025年度高校受験情報誌)

首都圏模試センターが発行する『Find!MY高校』のコンセプトは、キミの“スペシャル”になる学校がきっと見つかる、じっくり知る、じっくり選べる高校受験情報誌です。高校受験において、受験する学校を割り振られてしまう現在の進路指導(入試システム)のもとでは、自分にとってベストの選択肢を探しにくい状況が生まれているのが現状です。先進的でユニークな“ 希望の私立高等学校 ”の存在を、本誌では多くの高校受験生と保護者にお伝えしたいと思います。今回の記事についても、この情報誌と連携しております。ぜひ、ご期待ください。

少数精鋭で高みを目指す「体験×挑戦」の3年間

聖パウロ学園は1学年80名程度という少人数制を保ち、少数精鋭の生徒たちに真剣に向き合う教育を特徴としています。総合的な探究の時間が多く設けられ、自然体験授業「パウロ・ネイチャー・プログラム」は生徒たちの成長に貢献しています。これはパウロの森が活かされたプロジェクトで、自然観察・木材伐採など、豊富な体験学習が行われています。生徒たちが手作りした「森の教室」もあり、「制服を着て森に行こう」という目標どおり、通常の授業が行われることもあります。2025年に行われた「グリーンインフラ・ネットワーク・ジャパン2025」では、同校の高校2年生の2グループが学生・研究者部門でともに最優秀賞を受賞しました。テーマのひとつは、同校が所有するパウロの森=「学校林」についてです。生徒たちは、土砂災害などを防ぐ流域治水がどのように行われるかに着目。まさに、学校自体が研究の対象として活かされた、聖パウロでしかできない探究学習の成果となりました。

「グローバルクラス」「セレクティブクラス」

英語を武器にする「グローバルクラス」と得意分野をのばす「セレクティブクラス」

聖パウロ学園には2つのコースが設定されています。「グローバルクラス」は、ネイティブ教員によるオールイングリッシュ授業や、海外留学など体験を重視したカリキュラムが特徴です。英語を得意科目にできると自信がつき、他教科へも学習意欲が広がります。総合的な学力を身につけ、高い進学目標へ立ち向かっていきます。

「セレクティブクラス」は、幅広い大学入試形態に対応するコースです。授業開始は余裕をもった9時25分から。対話を重視したPBL型授業を取り入れ、主体的に学ぶ姿勢を養っていきます。そのなかで深めたい学問や、目指したい分野を発見できるクラスです。同校では、この2コース合わせて1学年80名という少人数制を保ち続けています。そんな少数精鋭だからこそ実現できる、きめ細やかな指導と、先生と生徒の近しい関係性が、生徒たちの“挑戦するマインド”を育てていきます。

充実の放課後塾と、進路指導

年内入試での進学率は8割以上に

聖パウロ学園では、少数精鋭ならではの充実した進路指導が行われ、4年生大学への現役進学率は84%と高い数字になっています。2023年には上智大学との高大連携を締結し、カトリック高等学校を対象とした特別入試も実施されています。また、4年生大学合格者のうち、年内入試での合格者が8割以上となっています。聖パウロに着任して今年で12年目、入試広報部長の大久保圭佑先生は同校の教員と生徒についてこう語ります。「この学校が守ってきた少人数制は、教員たちにとっても価値のある環境だと自負します。全校生徒の顔と名前が一致し、知らない生徒はいない。だからこそ、生徒たち一人ひとりに気持ちをもって“何とかしてあげたい”と接することができる。わが校は、中学の成績がオール3くらいで入ってくる子がほとんどです。でも彼らの可能性をあきらめさせないという思いで、生徒たちとともにこの学校で挑戦を続けています」

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